こんにちは。
福井市で青果物の仕入れ・加工・販売を行っているマルミ青果株式会社です。
「うちの子、野菜だけきれいに残すんです」
「小さく刻んでも気づかれてしまう」
「いつか自然に食べられるようになるのでしょうか」
毎日の食卓で、こうした悩みを感じるご家庭は少なくないと思います。
野菜を食べてほしい気持ちはある。
でも、無理に食べさせようとすると食事の時間が重くなる。
親としては、どこまで頑張ればいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、青果を扱う現場の視点と、味覚や食行動の考え方を合わせながら、子どもが野菜を苦手に感じる理由と、食べられるようになるための向き合い方をお伝えします。
【この記事のポイント】
✅ 子どもが野菜を苦手に感じる理由には味覚や食感が関係する
✅ 苦味や青臭さは子どもに強く伝わりやすい
✅ 無理に食べさせるほど、苦手意識が強くなることがある
✅ 食べられるようになるには、安心して慣れる時間が大切
【こんな方におすすめ】
1.子どもの野菜嫌いに悩んでいる方
2.野菜を無理なく食卓に取り入れたい方
3.食べられるようになるまでの考え方を知りたい方
1|子どもが野菜を苦手に感じる理由
苦味に敏感な時期がある
子どもが野菜を苦手に感じる理由のひとつに、苦味への敏感さがあります。
ピーマン、ゴーヤ、小松菜、ケール、春菊など、少し苦味や青みのある野菜は、大人でも好みが分かれます。
子どもにとっては、その苦味がさらに強く感じられることがあります。
もともと人の味覚には、苦味を警戒しやすい仕組みがあります。
自然界では苦味が毒性のサインになる場合もあるため、子どもが苦味を避けようとすることには、体を守る反応としての意味もあります。
つまり、野菜を嫌がる子どもを見て「わがまま」と決めつける必要はありません。
青臭さや香りが気になる
野菜が苦手な理由は、味だけではありません。
香りも大きく関わります。
たとえば、きゅうりの青臭さ、トマトの酸味を含んだ香り、セロリの強い香り、玉ねぎのツンとした匂い。
大人には「野菜らしい香り」と感じられるものでも、子どもには強い刺激になることがあります。
食感が苦手なこともある
子どもの野菜嫌いは、他にも食感が原因かもしれません。
✅ トマトのぐにゅっとした感じ。
✅ ナスのやわらかい食感。
✅ 葉物の繊維が口に残る感じ。
✅ きのこやオクラのぬめり。
こうした個性的な食感を好む人も多いものの、それだけ苦手な人も多く、それらの野菜を避けてしまうという子どももいます。
大人と違い、子どもは口に入れた瞬間の感覚——味、香り、温度、見た目、舌触り——すべてで食べられるかどうかを判断します。
2|野菜嫌いはいつか自然に変わる?
成長で味覚は変わる
子どもの味覚は成長とともに変わっていきます。
小さい頃に苦手だった野菜を、大人になってから食べられるようになった経験がある方も多いのではないでしょうか。
これは、味覚が変わるだけでなく、食経験が増えることも関係しています。
「今食べられない」ことが、「一生食べられない」と同じ意味になるわけではありません。
慣れには回数が必要
子どもが新しい食べ物を受け入れるまでには、何度も見ることや少量ずつ口にする経験が役立ちます。
ここで大切なのは、「食べなさい」と追い込むことではありません。
✅ 食卓に出ている。
✅ 家族が普通に食べている。
✅ ほんの少しだけ試してみる。
そうした経験を重ねることです。
野菜に慣れるには、口に入れる前の段階も含まれます。
見る、触る、匂いをかぐ、料理を手伝う。
これも立派な一歩です。
どうしても難しい場合もある
努力すれば必ずすべての野菜を食べられるようになる、という考え方は少し苦しいものです。
子どもによっては、どうしても受け入れにくい野菜がある場合もあります。
その場合は、同じ栄養を別の野菜や食材で補う考え方もできます。
大切なのは、特定の野菜を食べられるようにすることだけではありません。
✅ 食卓が嫌な時間にならないこと。
✅ 野菜そのものへの強い拒否感を育てないこと。
少しずつ選択肢を広げていくことです。
3|食べられるようになった方がいい?
野菜を食べる意味
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、日々の食生活に取り入れたい成分が含まれています。
また、料理に色や食感を加え、食事全体のバランスを整える役割もあります。
食べられる種類が増えると、外食・給食・家庭料理と、食事の選択肢も広がります。
「野菜を食べられないとだめ」と考えると、食事がプレッシャーになりやすくなります。
食べられる野菜を増やしていく、というくらいの考え方が続けやすいです。
ひとつの野菜にこだわりすぎない
栄養はひとつの野菜だけで決まるものではありません。
たとえば、緑の野菜が苦手なら、かぼちゃやにんじんのような甘みのある野菜から始める方法があります。
生野菜が苦手なら、味噌汁やスープに入れる方法もあります。
繊維が気になるなら、細かく刻む、やわらかく煮る、ポタージュにするなどの工夫もできます。
野菜を食べる目的は、苦手なものを我慢して克服することだけではありません。
食事の中に、少しずつ野菜の居場所を作ることです。
食卓の空気も大切
子どもに野菜を食べてほしいとき、つい声かけが増えてしまいます。
「一口だけ食べて」「体にいいから」「残したらだめ」
気持ちはとても分かります。ただ、食事の時間が注意や説得の場になると、野菜そのものに嫌な印象がつきやすくなります。
✅ 食べられたときは大きく褒める。
✅ 食べられない日は責めずに終える。
✅ 家族がおいしそうに食べている姿を見せる。
こうした雰囲気づくりも、長い目で見ると大切です。
4|プロ目線で見る食べやすい野菜の工夫
品種や鮮度で味は変わる
野菜は、同じ名前でも品種によって味や食感が変わります。
ナスにも中長ナス、長ナス、丸ナス、水ナス。
トマトにも甘みが強いもの、酸味があるもの、皮がしっかりしたもの。
きゅうりも、みずみずしさや皮の厚みで印象が変わります。
「その野菜が苦手」というより、「その食感や香りが苦手」という場合も多いと感じます。
品種や調理法で入口を変えることが大切です。
切り方で感じ方が変わる
野菜は切り方でも印象が変わります。
ピーマンは繊維に沿って切るか、繊維を断つように切るかで食感や香りの出方が変わります。
玉ねぎは薄く切ると辛味を感じやすく、加熱すると甘みが出やすくなります。
にんじんは細切りにすると食べやすく、煮込むと甘みが出やすくなります。
同じ野菜でも、厚み、形、大きさで口に入れたときの印象が変わります。
子どもが嫌がるときは、味付けを強くする前に、切り方を変えてみるのもひとつの方法です。青果の現場でも、加工用の野菜は「どう切るか」で使いやすさが大きく変わります。
調理法で苦手をやわらげる
野菜の苦味や青臭さは、調理法でやわらぐことがあります。
✅ ピーマン👉油と合わせて炒める
✅ 小松菜👉下ゆでしてから和える
✅ ナス👉加熱してとろみを出す
✅ にんじん👉煮込みで甘みを引き出す
✅ トマト👉加熱して酸味をまろやかにする
ただし、隠しすぎると「だまされた」と感じる子もいます。
最初は細かく混ぜる方法が助けになることもありますが、少しずつ形を見せて慣れる機会も作れると理想的です。
5|子どもの野菜嫌いと向き合う考え方
無理に克服させない
野菜嫌いに向き合うとき、一番避けたいのは、食卓が緊張することです。
苦手な野菜を前にして、子どもが身構える。
親も「今日こそ食べてほしい」と力が入る。
その空気が続くと、野菜への苦手意識が強くなることがあります。
食べられない日があっても大丈夫です。
小さな変化も、慣れるための一歩です。
食べられる形から始める
苦手な野菜をそのまま出すことだけが方法ではありません。
✅ 肉や卵と一緒にする。
✅ 好きな味付けに少しだけ入れる。
こうした方法で、野菜への抵抗感が下がることがあります。
「この形なら食べられる」を見つけることが、次の一歩につながります。
長い目で見守る
子どもの野菜嫌いは、すぐに解決するものばかりではありません。
今日食べなかった野菜を、半年後に食べることもあります。
給食で友達が食べているのを見て試すこともあります。
家では食べないのに、外では食べることもあります。
食べられるようになるタイミングは、子どもによって違います。
食卓に出し続け、食べられない日は深追いせず、食べられたら一緒に喜ぶ。
その積み重ねが、野菜との距離を少しずつ縮めていきます。
6|マルミ青果の現在募集中の職種をご紹介
マルミ青果では、福井市・坂井市で青果に関わる仕事を募集しています。
配送、営業、事務、青果加工、ピッキング、製造管理など、職種はさまざまです。
未経験から始める方も、最初から野菜に詳しい必要はありません。
できる作業から少しずつ覚えながら、地域の食卓を支える仕事に関わることができます。
● 配送(福井市)
早朝に市場で仕分けされた青果を店舗へ届ける仕事。
午後の自由時間が取りやすく、女性ドライバーも活躍中。
● 営業(福井市)
旬・産地・品質を理解し、お客様へ最適な提案を行う役割。
新しいニーズに応じた商品化にも携わります。
● 事務(坂井市)
伝票処理・請求書作成・電話対応など。
子育て世代も働きやすい環境が整っています。
● 青果加工ワーカー(坂井市)
30代・40代が活躍中
カット野菜や袋詰めなど。
1日3時間から働ける柔軟なシフトが魅力。
● ピッキング(福井市)
市場での軽作業中心。
年齢問わず活躍できるポジションです。
● 製造管理(坂井市)
HACCP基準の衛生管理・品質管理を担当。
幹部候補としてキャリアアップも目指せます。
地域の味を支える仕事ばかりです。
マルミ青果株式会社について
マルミ青果株式会社は、青果物の仕入れや流通、カット野菜加工を行っています。
日々変動する市場の中で、安定した品質と供給を大切にしています。
野菜の流通は、農家と食卓をつなぐ役割を担っています。
現場では一つひとつの野菜の状態を見ながら、最適な形で届ける工夫を重ねています。
代表プロフィール
代表取締役社長:水野 豊
福井市で長年青果流通に携わり、地域の食文化と品質を守り続け、卸市場での働き方改革を率先して行い、従業員が働きやすい職場づくりを大切にしています。
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FAQ
Q1.未経験でも本当に大丈夫でしょうか?
A:はじめての仕事は誰でも不安になりますよね。
マルミ青果では簡単な作業から始め、先輩がそばでフォローしながら少しずつ覚えていける環境です。
Q2.朝が早いと生活と両立できるか心配です。
A:不安に感じる方も多いと思います。実際に今活躍しているスタッフの中にも、入社当初は朝が得意ではなかった人がいます。無理をせず、少しずつ生活リズムを整えながら、自分のペースで慣れていける環境です。
Q3.体力に自信がないのですが、続けられますか?
A:不安に感じる方も多いですが、仕事は一人で抱え込むものではありません。
チームで協力しながら進め、最初は無理のない作業から慣れていけます。
Q4.急に休みが必要になった時、対応してもらえますか?
A:急な用事や体調不良があるのは、誰にでもあることです。
チームでフォローし合う体制があるので、遠慮せず相談できる環境です。
Q5.この仕事が自分に向いているか分かりません。
A:迷う気持ちはとても大切で、無理に決める必要はありません。
コツコツ取り組むことや食に関わる仕事に興味があれば、少しずつやりがいを感じられると思います。
まとめ
子どもが野菜を苦手に感じる理由には、味覚、香り、食感、見た目への警戒心が関係しています。
特に苦味や青臭さは、子どもにとって強く感じられることがあります。
いつか自然に食べられるようになる場合もありますが、すべてを時間任せにする必要はありません。
品種、切り方、調理法、味付けを変えることで、食べやすくなるきっかけは作れます。
野菜は、少しずつ慣れていける食材です。
今日食べられなかったとしても、食卓に出し続けるだけで前進していることがあります。
焦らず、責めず、食べられる形を一緒に探していく。
その積み重ねが、子どもと野菜の距離をゆっくり近づけてくれます。
